マルクスの経済理論 MEGA版『資本論』の可能性 [ 宮田 惟史 ]

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MEGA版『資本論』の可能性 宮田 惟史 岩波書店マルクスノケイザイリロン ミヤタ コレフミ 発行年月：2023年02月21日 予約締切日：2023年01月10日 ページ数：374p サイズ：単行本 ISBN：9784000248358 宮田惟史（ミヤタコレフミ） 1983年生まれ。現在、駒澤大学経済学部教授。専門は経済理論・経済学史。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学後、北海学園大学経済学部専任講師、駒澤大学経済学部准教授、ロンドン大学・SOAS客員研究員などを経て現職。第7回経済理論学会奨励賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　本書の課題と視角／第1部　資本主義システムの存立根拠（マルクスの経済理論の課題と方法／市場ー均衡論批判の基礎／貨幣ー貨幣数量説批判／資本主義の存立根拠ー所有基礎論批判）／第2部　資本主義システムの矛盾と危機（剰余価値と資本蓄積ー資本の生産過程における支配・矛盾／資本の流通過程と再生産ー社会的再生産の撹乱条件／利潤率の傾向的低下法則ー法則の内的諸矛盾の展開／信用と恐慌ー貨幣資本の蓄積と現実資本の蓄積）／第3部　資本主義システムの超克と現代（現代資本主義ー利潤原理から脱利潤へ／アソシエーションー資本主義システムの超克） 現代社会が直面する問題の根源は資本主義システムにある。歴史上、資本主義社会をもっとも深く分析したマルクスの経済理論の意義はいまだ失われてはいない。マルクスが紡いだ一つ一つの概念に光をあて、MEGAの新資料にもとづき『資本論』を丹念に読み解くことで、そのテキストがもつ今日的な可能性が見えてくる。「マルクスなきマルクス経済学」から脱却し、その到達点を正確につかむ最新の研究成果。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 経済学

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