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認知能力の面でいえば、自分はどの学習が弱いのか、どうやれば克服できるのかを考えることができる。この力が弱いと、自分のできる単元をやり続け、苦手分野からは逃げるような姿勢をとる。非認知能力の面からいえば、うまくいかないことがあったときにも気持ちの切り替えができるが、客観的に自分を見つめられないと、時に自暴自棄になり、時間を浪費する結果につながることにもなる。一段上から自分を見ることができれば、自然に考えながら行動するようになり、自立して自分を高めていくことができる。<br />
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このような姿勢が子ども自ら身につけることができればよいが、本書では親として何ができるかについてもふれる。自分を振り返る日記をつけさせたり、子どもが親にだけわかる伝え方をしているのを、第三者にわかるように伝えるように促すなど、客観的に自分を見る機会を増やしてもらうことで、メタ認知が身についていく。<br />
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第3弾ではあるが、前二作を読まなくても読める内容。子どもを持つ親、教育関係者などにおススメの一冊。<br />
プロローグ<br />
第1章 学ぶ力の鍵を握る「メタ認知」とは<br />
第2章 メタ認知が学習活動を促進する<br />
第3章 認知能力を高める方法<br />
第4章 非認知能力を高める方法<br />
第5章 能力向上のための心の習慣<br />
おわりに",
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