戦国時代に終わりを告げる「天下分け目の決戦」として名高い、関ヶ原の戦いを九人の武将の目を通して描く!
「主君・豊臣家の天下を守るために」立ち上がった、西軍石田三成に味方した宇喜多秀家、大谷吉継、島津義弘、小早川秀秋。
「自分がおさめなければ、天下は乱れる」という信念のもと動き出した、徳川家康率いる東軍には、福島正則、黒田長政、井伊直政らがいた。
自らの信念に従い、戦に臨んだ、九人の武将の物語!
<歴史・古典 小学上級から すべての漢字にふりがなつき>
<西軍>
石田三成・・・大志を抱いて、天下をまもれ
宇喜多秀家・・・義をつらぬいた豪胆の貴公子
大谷吉継・・・友情に生き、友情に死す
島津義弘・・・少数で敵中突破した、勇猛な薩摩武士
小早川秀秋・・・迷いに迷って、勝負を決めた男
<東軍>
徳川家康・・・わしがおさめなければ、天下はみだれる
福島正則・・・三成にくしと、秀頼ぎみのために
黒田長政・・・父ゆずりの、先をみすえる力
井伊直政・・・徳川武士の強さ、見せてくれる