別冊医学のあゆみ 間葉系幹細胞の基礎と臨床応用 2021年[雑誌]

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商品情報

出版社名 医歯薬出版
JANコード 4910204760111
発売日/出版年度 2021年01月26日

商品説明

再生医療製品や治療薬の開発、サルコペニアの予防、代謝との関連まで、幅広く貢献する間葉系幹細胞の可能性を満載!

●間葉系幹細胞は骨髄、筋、皮膚、脂肪、臍帯組織、歯髄や歯周組織、子宮内膜、前立腺、骨髄前駆細胞、卵巣、造血系などさまざまな体組織で存在が確認されており、生体における大きな臓器ともいえる。
●間葉系幹細胞は、免疫調節機能を有し、炎症性腸疾患および移植片対宿主病(graft versus host disease:GVHD)の治療薬として開発が進んでいる。また、神経系障害への回復を薬効とした間葉系幹細胞を主成分とする再生医療製品も開発された。
●さらに、間葉系幹細胞での長寿遺伝子の活性化は、サルコペニアなどの骨格筋での筋力低下や筋肉量の低下を予防するほか、間葉系幹細胞と代謝との関与が注目され、肥満から糖尿病に至る段階として“インスリン抵抗性”の状態があり、間葉系幹細胞をターゲットとした治療を行うこともできる。
●間葉系幹細胞に関わる医療は代謝から再生医療まで貢献する可能性があり、日常生活の質の向上はもちろん、保健・医療・経済の観点からもその価値は高い。本書では、基礎から臨床応用に至るまで、間葉系幹細胞の生物学および医学の最前線を広く解説している。

【目次】
【AYUMI】
■間葉系幹細胞とは
間葉系幹細胞マーカーの生物学的意義の理解と機能解析
間葉系幹細胞の起源と分化
間葉系細胞における糖鎖構造とその機能
■さまざまな組織の間葉系幹細胞
皮膚に関連する間葉系幹細胞
臍帯由来間葉系細胞
肝における非実質細胞
毛包基部の間葉系細胞
M2マクロファージと前駆脂肪細胞数の調節メカニズム
ヒト多能性幹細胞に由来する間質細胞を用いたオルガノイド形成
■疾患治療
脂肪由来幹細胞を用いた腎炎の治療
他家脂肪組織由来間葉系幹細胞投与療法の開発
骨髄由来間葉系幹細胞を用いたGVHD治療
間葉系幹細胞を用いた脳・脊髄病変に対する再生医療・細胞治療
炎症細胞と間質細胞を介したがん進展
近視と間葉系幹細胞ーー関係性のエビデンスから未来の進行予防へ
■トピック
間葉系幹細胞研究を変えつつある人工知能
遺伝子細胞治療における間葉系幹細胞の利用
コンパニオンアニマル再生医療における間葉系幹細胞ーー自験例を中心に
■間葉系幹細胞を商品化するにあたって
不均一性の評価ーーヒトMSC加工製品(ヒト間葉系幹細胞加工製品/ヒト間葉系間質細胞加工製品)の品質管理にかかる課題
研究用間葉系幹細胞の入手と利用
世界における間葉系幹細胞利用製品の開発動向ーーClinicalTrials.govに登録された臨床試験の分析より
再生医療のためのヒト間葉系幹細胞の安定供給

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