夢の終わりに、嘘を一つ吐きました（1）
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| 著者名 | 唯純 楽/涼河 マコト |
| 出版社名 | KADOKAWA |
| ISBNコード | 9784047351110 |
| 発売日/出版年度 | 2018年03月31日頃 |
商品説明
第一騎士団で、むさくるしい騎士たちとの生活に染まりきっていたアーシュラは、見た目も中身も女らしいところなんてなく、恋も結婚も無理だと思っていた。そんな自分が、まさか第二王子の補佐官、青年貴族デューク・アイデンと激しい恋に落ち、妻になるなんて…。貴族の妻らしくもなく騎士を続けていたアーシュラは、数年後、夫の裏切りに気づく。本当に自分がデュークの妻に相応しいのか不安に思っていた彼女は、滅多に帰らぬ夫についに耐えられなくなり、別れを選ぶ。再び戦場に立つと決めたアーシュラは、最後の夜を荒々しく空しい行為で過ごした出陣の朝、夫に「また明日会おう」と約束する。たった一度の嘘だった。だが不幸なことに彼女はその戦で帰らぬ人となる。一方、夫デュークには、アーシュラにも隠していた秘密があった。それは、彼女を愛しているが故の行動だった。しかし、すれ違い続けた二人の赤い糸は縺れたまま最悪の時を迎えてしまった。そして、数年後ー。