柔道整復師

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著者名 | 湯浅 有希子 |
出版社名 | 早稲田大学出版部 |
ISBNコード | 9784657210098 |
発売日/出版年度 | 2021年04月22日頃 |
商品説明
江戸時代から平成にかけての医療および医療制度の分析を通じて、明治以前の「接骨」から大正以降へ続く「柔道整復」への形成過程を明らかにする。柔道整復師の成立に大きな影響を与えた天神真楊流柔術の医学理論および同流柔術家による政治活動のほか、日本柔道整復師会の活動にも言及する。
「本書は、天神真楊流柔術および江戸から平成に至る接骨・柔道整復の医療、制度について、約10年にわたる著者の研究をまとめた歴史書である。『日整六十年史』をはじめ、先人の業績を縦横に博引しながら、自らの見解を新たな柔術伝書、図版、手記、議事録等の実証的な史資料で明解に示し、丹念に分析している。一般にはほとんど知られていない柔道整復の歴史を詳細に描出した労作であり、柔道整復師の手引書として有用な一冊である」公益社団法人日本柔道整復師会会長 工藤鉄男
【出版社からのコメント】
2016年6月の刊行以来ご好評いただいてきた初版本を、このたび使いやすいソフトカバーに替え、お手頃価格の新装版としてお届けします。
序
第1章 江戸から明治初期における柔術の医学要素ーー楊心流柔術から天神真楊流柔術への変遷
第1節 柔術と密教
第2節 楊心流柔術,真之神道流柔術,天神真楊流柔術における人体認識の変化
第3節 江戸時代の接骨家
第4節 天神真楊流柔術の西洋医学との接触ーー『死活自在 接骨療法 柔術生理書』より
第5節 本章の考察
第2章 接骨から柔道整復へーー柔道整復師の法制化
第1節 明治期の国家医療体制の構築と伝統的医療行為の規制
第2節 接骨復活への過程
第3節 柔道整復法制化の過程ーー「按摩術営業取締規則」の改正
第4節 法制化後の柔道整復術ーー接骨の西洋医学化
第5節 明治,大正時代の接骨関係者
第6節 大日本柔道整復師会の活動
第7節 本章の考察
第3章 柔道整復師界の体制づくり
第1節 第二次大戦後の柔道整復師
第2節 柔道整復師の医療問題
第3節 柔道整復師法成立と教育
第4節 本章の考察
結 論
あとがき
文献一覧
図、表、写真一覧
索 引